ウー・ウェンさんの麻婆豆腐
麻婆豆腐
ウー・ウェンさんの「大好きな炒めもの」から。
この本は、とにかく材料の種類が少ないんです。それでいて、ちょっとしたコツがちりばめられている、そんな素敵な本です。
材料を揃える
中華初心者なもので、トウチが一体何者かさっぱりでした。どうやら、黒豆を発酵させたもので、コクを出すことができるそう。
さてさて
この本は、材料が何で、事前に下ごしらえが必要なものが何で、っていうのがはっきりしていて読みやすいんですよね。下ごしらえでは、豆腐などの材料を切り、調味料を整えます。我が家初デビューのトウチはみじん切りにします。
この中身がつまった甘納豆みたいなトウチがコロコロ転がるもので切るのに苦労しました。
すべての準備が終われば、あとは順序よく材料を火にかけます。肉を炒め酒を加えトウチを加え…それぞれ順序に意味がありそうです。
こういう、火のかけ方のコツ、しっかりと身に付けたい!
出来上がったのは、こっくりと奥行きのありながらも、花椒のシュワシュワっとした華やかさのある、とってもおいしい麻婆豆腐でした。
市販の「麻婆豆腐のもと」とは、まるで種類が違う料理のようです。どちらも美味しいので私は好きですが、こちらの方が作ったあとの自己満足度が高い料理ですね!
こんなにも美味しい炒飯があるとは・・・烏魚子炒飯
からすみ炒飯(烏魚子炒飯)
からすみを食べることができるようになったなんて、酒が好きになった証拠のような気がします。だがしかし、からすみとはいやはやこんなにもエクスペンシブ。
手のかかるおいしいものは、高い。値段とはやはり正直なものです。
からすみにいくら・・・と贅を極めたこの炒飯。
今まで食べた炒飯の中で、ダントツで美味しいです。
こんなに美味しい炒飯をいただくことができるなんて、私って罪ね。
「丹念に素材と向き合う」はずだった、かぶら炊き
ホルトハウス房子「日本のごはん、私のごはん」から
「丸梅さんから聞いたこと」かぶら炊き
かぶを一ついただくために、こんなにも手間暇をかけるなんて。
かつおのだし汁で少々煮込み、1日そのままにして味をしみこませ、最後に花がつおのだし汁でまた煮込む。二日がかりの工程です。
レシピでは天王寺蕪を使用していますが、一般的なスーパーに普段から販売している小ぶりのかぶを使用しました。
美しく見せるために面取りをしたり、鰹節で二段階で煮たり...なんて贅沢なんでしょう。出来上がりがとっても楽しみです。
と、思っていましたが、「1日そのままにして味をしみこませる」時に火を消し忘れてしまった!三時間後に、ふかふかに柔らかくなってしまったかぶを発見。
かぶら炊きづくりは半分の工程で頓挫しました。
でも、「半」かぶら炊きは、おいしいお雑煮に変身。
また今度リベンジします。