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苦労の塊となったトライフル(グレーテルのかまどレシピ)

NHKのテレビ番組「グレーテルのかまど」で放映されたトライフル。豪華な見た目でパーティーにもってこい、とのことだったので早速チャレンジ。イギリスの定番おもてなしデザートだそう。こんな豪華なもの作ってるのか、イギリス人。

トライフルとは、イギリスのデザートで、カスタードやスポンジケーキ、フルーツなどを器のなかで層状に重ねたものだそう。トライフルボウルに入れれば、本格的なおもてなし感がプンプンします。トライフルボウルを手にいれるために、近くの商店街のキッチン雑貨屋さんをいくつか見てみましたが、売っていませんでした。

amazonには売ってました。さすが。

Libbey(リビー) セレーヌ スタンドボウル No.2314

Libbey(リビー) セレーヌ スタンドボウル No.2314


でも、買うならやっぱり手にとって選びたいので、今回はトライフルボウルは諦めます。
代わりに、耐熱ガラスの入れ物をゲット。見た目もかわいく、オーブンもOKという優秀な子。色々な用途に使えそうだね、ということで購入しました。今回はこの子にお菓子を層状につめつめすることにしました。


今回作る「グレーテルのかまど」で紹介されたレシピは、辻調理学校の先生のレシピで、下からゼリー層、スポンジ層、カスタード層から成った三層構造です。3000mlもの巨大なトライフルボウルを使うレシピでしたが、そんなに作らないのでおよそ4分の1の量で作りました。

まず、おもてなし当日の少なくとも二日前から準備を始めます。

①ゼリー層を作る(余裕を持って、2晩必要かとおもいます)

水と砂糖を沸かしたら、冷凍したベリー系果実を入れたボウルに注ぎいれ、一晩漬け置きます。
冷凍食品を見てみたところ、普通のスーパーにも冷凍いちごは売っていましたが、フランボワーズやレッドカラントは冷凍も生鮮も、そのスーパーには売っていませんでした。それらを手に入れるには、場所や季節を選びそうです。今回はというと...いちご以外は諦めました。
翌日、ボウルの中身をざるで濾し、果実とシロップに分けます。シロップを暖め、ゼラチンとキルシュを入れ、あらかじめ果物を入れておいたトライフルボウルに注ぎいれます。固まるまで数時間、冷蔵庫で冷やします。
キルシュは、スーパーの酒売り場に売っていました。

②スポンジ層を作る(1晩、必要です)

このレシピでは、スポンジ層にはジャムとスポンジを何回も重ねて作ったサンドを使います。見た目も華やかでかわいい。そのために、本来のこのレシピでは、「26×36cmのプレートでスポンジを焼いておく。」という前準備が実は必要です。そして、短冊状に切ったスポンジに、ジャムを塗りスポンジをのせ、ジャムを塗りスポンジをのせ...という作業をするそうです。
が、今回ここは省略しちゃいました。代わりに、バウムクーヘンを使いました!これなら、層の分かれ目にナイフを入れ分解し、ジャムを塗りもういっかい接着する、という作業がやりやすかったです。
スポンジ層が完成したら、冷凍庫で一晩!

③カスタードを作る

カスタードは、ヨーグルト風味でした。カスタード、固くなるまで混ぜたホイップクリーム、ヨーグルトをまぜて作ります。カスタードを作るときバニラを入れなかったからか、なにか足りない味わいになりましたが、美味しいカスタードができました。

④盛り付ける

①で作ったゼリーの上に、②で作ったスポンジを、そしてその上に③で作ったカスタードをのせます。さいごにホイップクリームやいちごで飾り付け完成。

友人たちを招いたディナーで、これを出したら、一目で「おお!」となり、すごく好評でした。
ただ、お菓子づくり初心者なので、一つ一つがモタモタ。
次もう一回作ることがあるとしたら、シンプルなお菓子を作って練習してからにしよう、と思いました。