ウー・ウェンさんの麻婆豆腐
麻婆豆腐
ウー・ウェンさんの「大好きな炒めもの」から。
この本は、とにかく材料の種類が少ないんです。それでいて、ちょっとしたコツがちりばめられている、そんな素敵な本です。
材料を揃える
中華初心者なもので、トウチが一体何者かさっぱりでした。どうやら、黒豆を発酵させたもので、コクを出すことができるそう。
さてさて
この本は、材料が何で、事前に下ごしらえが必要なものが何で、っていうのがはっきりしていて読みやすいんですよね。下ごしらえでは、豆腐などの材料を切り、調味料を整えます。我が家初デビューのトウチはみじん切りにします。
この中身がつまった甘納豆みたいなトウチがコロコロ転がるもので切るのに苦労しました。
すべての準備が終われば、あとは順序よく材料を火にかけます。肉を炒め酒を加えトウチを加え…それぞれ順序に意味がありそうです。
こういう、火のかけ方のコツ、しっかりと身に付けたい!
出来上がったのは、こっくりと奥行きのありながらも、花椒のシュワシュワっとした華やかさのある、とってもおいしい麻婆豆腐でした。
市販の「麻婆豆腐のもと」とは、まるで種類が違う料理のようです。どちらも美味しいので私は好きですが、こちらの方が作ったあとの自己満足度が高い料理ですね!