Chatting Kitchen

さまようOL生活

ボルシチで暖まる秋 ホルトハウス式レシピで作るウクライナ伝統料理ボルシチ

ホルトハウス房子著「西洋料理」
「11月のごちそう」から、ボルシチを。
ボルシチとは、ウクライナの伝統的な料理で、深紅の色をした煮込み料理のこと。


まずは、前日中にビーフストックを作ります。ホルトハウス式は、すね肉1kg、パセリセロリにんじんたまねぎ…なぞというむちゃくちゃなことを仰る。値段的に買えたもの、家にあったもので作ります。

「材料が揃わなかったら、それなりの味になる」、とはいいますが、それは覚悟の上。


次の日からボルシチ本体に着手。

たっぷりのバターで肉、香味野菜をそれぞれ炒め、そのあとビーフストックやホールトマトを加えます。
もう、普段ならここで終了していいほどの良い香りが漂います。しかし、ここで終わらないのがホルトハウス式。
煮込んだあとは香味野菜を全て取りだし、そのあと肉とスープ、そしてビーツを加えて更に煮込みます。


最近は、仕事とプライベートの気持ちの切り替えが上手くいっていません。
土日も出社が普通になってしまい、むしろ出社していないと、どこか常に時間に追われているような、焦りの気持ちが生まれているほど。
今日も料理に向かう時間でも、心のどこかで「こんなことをしていていいのか」といった自責の気持ちがふと生まれます。


でも、本当は休日は休んだって良い。
仕事よりも好きなことを楽しむ心の方が大切。

そんなことを思いながら煮込み時間を過ごしていました。


サワークリームをのせたら、
さて、いただきます。