Chatting Kitchen

さまようOL生活

お鍋あれこれ

昔ホームセンターで購入したキッチン用品が、まだまだ並ぶ私のキッチンですが、煮込み料理でも頼れるような、ちょっといい鍋を買ってみたいな!と思い、お鍋選びが始まりました。

  

見た目もかわいいル・クルーゼ

圧力鍋といえばビタクラフト?

シンプルなデザインが素敵なクリステル?

それともGeoかしら?

WWFもきれい!

それともそれとも・・・銅ってのも評判良さそうね

 

どれもほしい!!

でも高い!!

 

そうして、めくるめく鍋選びの思考がはじまりました。

 

 条件の整理

 

 私が鍋に求めることを整理してみました。

 

  • おいしい煮込み料理が出来ること
  • 好きなデザインであること
  • 値段が3万以内であること

 

まず頭に浮かんだものはこの3つ。

 ここで候補に挙がったのが、ストゥブ。

 

ストゥブの魅力は、もちろんおいしいと太鼓判がおされている鋳物ホーロー鍋に、あとはかわいらしさ。ル・クルーゼとも迷いますが、デザインがこちらの方が好き♪中が黒だなんて、シックでいいじゃない。ブフ・ブルギニオンなんて作っちゃったりしたいもの!!

 

そのままオーブンにも入れられるし!

 

でもストゥブの小さい鍋を持ってみましたが、

 

こ、これは重い・・・

買ったのが良くても果たして使うのか?

 

次に鍋を使う上で、弊害になりそうなものを考えてみました。

 

  • 重いこと

 

色々考えましたが、結局「重い」というだけで、きっと使用回数は減るかなと思いました。料理をすれば、本体だけではなく、水やらにんじんやらでもっと重くなるんです。しかも片付ける場所といったら、きっとコンロ・シンクの下になるので、毎回しゃがんで立ち上がって・・・ができるのかしら?

そもそも、今ほしいのは、一つめのちゃんとしたレギュラー鍋なんです。もうちょっと使いやすさを念頭に置いた方がいいかもな・・・。

 

そうして泣く泣くストゥブは諦めました。

 

鋳物ホーロー鍋よりも軽く、機能性もあるステンレス製にしようと決めました。クリステルやジオプロダクトやビタクラフトやWWFや・・・もうそういう評判のいいお鍋はきっと、どれでもおいしいはず。ここはデザインで考えよう!ということで好きだったのはクリステルとジオプロダクト。

クリステルの魅力は、そのシンプルなステンレス鍋のデザインとその高機能さ。もちろん無水料理も可能。冷蔵庫に入れてもかさばらなさそうなことが魅力でした。ジオプロダクトは取っ手がクリステルよりも大きいので、省スペースにはならなさそうだけど、値段がクリステルよりも可愛い◎。

 

クリステル、ジオプロダクト、クリステル、ジオプロダクト、クリステル・・・

と花びら一枚一枚もぎりきる夢見る少女のように、考えていました。 

 

お気に入りのキッチン用品屋さんへ

 

地元に、お気に入りのキッチン用品屋さんがあります。キッチンのオーダーも出来る老舗です。ここにあるものであれば大丈夫!いまでは大体のキッチン用品はここで揃えるようにしています。

 

お鍋を求めるべく、お店へ足を入れてみましたが、クリステルが、、、ない。クリステルとジオを比べたかったけど、クリステルが置かれていない・・・。

きっと、百貨店行ったらあるんでしょうけど、出不精なものですからここで揃えられるジオにしようかと思うようになりました。

 

でも、やっぱり、重いんですよね。

ステンレスでも。

7層構造だそうです。

 

色々、インターネットで調べて自分なりに考えてみましたが、

店頭で手にとってみて、やっぱり「重い」とおもった直感を信じて、同じ宮崎製作所が出している、軽い「オブジェ」シリーズのお鍋にしました(結局・・・)。

 オブジェ ソースポット 18cm OJ-5

オブジェ ソースポット 18cm OJ-5


3層構造だそうで、

お値段もジオプロダクトの2分の1。

使いやすさにこだわった逸品だそうです☆

 

デザインはそんなに可愛くないけど、

両手のホールドする部分は、がっしりとした黒いプラスチックで、持ちやすい。

軽いし小さめだし使いやすい。

それでいて十分おいしいお料理ができる。

 

あんだけ調べておいて、という気持ちがしなくはないですが、

とても納得のお鍋選びができました♪

 

そしてそして、チキンストックもとれるような深型両手鍋を探した結果、富士ホーローのsolidシリーズをチョイス。(画像の色ちがいでレッドを購入です)可愛くて軽くて◎♪

絶品カフェラテを作る相棒

一杯のカフェラテをおいしくいただく。
とっても贅沢な時間です。

カフェラテを作るために、我が家のキッチンで大活躍しているのが、マキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)。

これはなんと、
豆を入れたあと火にかけて待つだけで、
香り深くまろやかな味わいのコーヒーができる
優れもの!


仕組みは?



三層に分割されており、

下から一層目には水もしくはお湯を、

二層目にはコーヒー豆(粉)を入れて、火にかけると
三層目に、コーヒーが抽出されます。

ドリップは上から下へ
マキネッタは下から上へ

味は、実に深くまろやかでいて、香りが高い。

そのまま飲むことはできない濃さになります。
ドリップと比較しても、手間は大きく差はありません。むしろ、こちらの方が手早く作れて◎。

ちなみに、ステンレス製とアルミ製のものもあります。アルミ製の方が、カフェらしさがありる気がします。

初めて知人宅でマキネッタを使ったエスプレッソをごちそうになった時、その方が使っていたのもアルミ製。

ただステンレスの方が、使用するコーヒーが少なくて済むとのこと。

ちなみに作る杯数分で、大きさが違います。


ビアレッティ 直火式 ヴィーナス 2カップ 1698

ビアレッティ 直火式 ヴィーナス 2カップ 1698


BIALETTI (ビアレッティ) 直火式 モカエキスプレス 2カップ 1168

BIALETTI (ビアレッティ) 直火式 モカエキスプレス 2カップ 1168




普段のほっこりとした時間をより豊かにしてくれるマキネッタと、

マキネッタを教えてくれたあの人に

感謝です。


イタリアン落合シェフのリゾットの”もと”

この「もと」さえあれば・・・いつでも簡単に美味しいリゾットが出来そうです!

 

リゾット

 

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いつもお世話になっている落合務シェフの「イタリア料理の基本講座 定番料理をもっとみがこう」から、リゾットをチョイス。

この本は、本当にすごい。

初心者の私ですが、ちょっとした小ワザが少しずつ蓄積しているような・・・そんな快感すら覚えます。

 

米をオーブンで・・・

 

準備するもの:オリーブオイル、バター、玉ねぎ、生米、水、ステンレス製の鍋、平たくて大きい入れ物(トレーなど)

※注意:鍋はオーブンに入るものの中で一番大きいものが良さそう。米の量は、鍋の半分くらいがちょうどいいと思います。

 

おかゆもそうすると美味しいと聞きますが、リゾットも生米から作ります。

バターとオリーブオイルをほぼ同量ずつ鍋に入れ、玉ねぎを加えて熱します。

そのあと生米1Kgを一気に入れます!万遍なく油が米にいきわたったら、鍋に米の上約1cm程度まで水を加えます。

※量に注意!!一食あたり使用するのはリゾットの「もと」は70g。少なくとも15食程度になります。鍋を振り揺らして油を行き渡せますが、1Kgの米が入った私の鍋は、揺らせばこぼれ落ちてしまうほどに目一杯になっていました。次回は、米500gくらいにしようと反省。

 

 180℃のオーブンで約7分間オーブンで熱します。米の上の水がなくなったらオーブンから出し、トレーに出してすぐさま冷やす!

 

これで完成です。

 

あとは、数分煮るだけでおいしいリゾット完成

 

 鍋にリゾットのもとと、それよりもちょっと多めの水を加え、全体的にトロトロとしつつ芯が少々残っている状態になったら、具材を加えて終了。

「もと」さえあればあとは簡単!!

たまにまとめて作って冷凍しておくと重宝しそうです!

特別な日のディナーにローストチキン

なんでもない日の特別なディナーにも。

ローストチキン

ル・コルドン・ブルー「フランス料理 基本の基本」のレシピから

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食卓に並べたときのスペシャル感で、ローストチキンを上回る料理はない。
一番大変だったのは、慣れない鶏の下処理。骨が思ったように切れなかったり、落としたり・・・色々ありました。ただ、それさえ終わってしまえば、あとはオーブンで入れたり出したりを繰り返すだけ。
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落合務シェフの万能プッタネスカ

落合務シェフのプッタネスカ

 「イタリア料理の基本講座 ~定番料理をもっとみがこう~」より

 

アンチョビとにんにくとオリーブとトマト
 
どう転んでも美味しい材料を組合せたプッタネスカはやっぱり美味しかったです。パスタだけではなく、お肉とも相性バツグンでした。
 

プッタネスカの思い出

 
新人ホヤホヤの頃、都内の独身寮に住んでいました。驚くほど安い家賃は、出費が重なる新人の頃には嬉しかったものです。トイレ、洗面所、お風呂は共同でしたが、朝食、夕食を申し込むことが出来、食事の心配がないのはとても気楽でした。夜中の誰もいない大浴場で、一人湯に温まる贅沢さは今でも忘れません。
 
ただ、食事は、少なかった。安かったけど、少なかった。
たまにがつんと食べたくなりました。
 
最寄の駅の近くには、中華料理屋とこれまた雰囲気の良い洋食屋がありました。
この2件には、同期の寮生とウキウキしながら行ったものです。
そのうち夫婦2人で切り盛りしていた洋食屋さんで初めて食べたのが「プッタネスカ」。響きが気に入り注文したら、こりゃまた美味しくてびっくり。
 
・・・思えば、新人には新人なりの苦労があるんでしょうね。
その年初めてぎっくり腰になりましたもの。
 

意外に簡単に作れました。

 
フライパンに多めのオリーブオイル入れ、潰したにんにくを弱火で揚げます。ジュワジュワ、パチパチと心地いい音と、にんにくの芳しい香り。にんにくが見た目にも香ばしくなったところで、切ったアンチョビと黒オリーブを加え、すぐさまホールトマトを加えます。私はオリーブが大好物なものですから、たくさん入れます。アンチョビとオリーブの塩気、トマトの酸味で味も十分。物足りなかったら塩をちょこっと加えます。しばらく煮込んでプッタネスカのソースが完成。
 
パスタにからめたり 
肉にからめたり ※「ピッツァイオーラ」という料理として載ってました。
 
簡単なのに美味しい。
さすがプッタネスカ!!